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外務員試験のテキストについて


今日は外務員試験のテキストについて書きます。いくつかの出版社が出しているようですが、書店でよく見かける3社について、簡単にレビューします。(2021年末に情報をアップデートしました。)

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1 フィナンシャルバンクインスティチュート

こちらのホームページの上に「日本唯一の金融・証券関連ノウハウ・コンサルティング集団」とあります。金融の専門家を育てることを目標にしている会社のようです。

この会社の本はアマゾンでベストセラーのマークがつくほど売れているようです。こちらから本の表紙を見られますが、ストライプがとても印象的です(出版社は日本経済新聞出版社です)。キンドル版もあるようです。また、ホームページのこちらで模擬試験を提供しているようです。本番前の最終チェックに最適です。2021年末時点で、「2021-2022年版」が最新のもののようです。


2 TAC

資格の会社として知られるTACも外務員の本を出しています。問題集は模擬試験が4つも入っているので、問題慣れしたい人には特におすすめです。資格の会社ですから、傾向と対策がしっかりしていると思います。こちらから本の表紙を見られますが、ズバリ「あてる」と書いてあります。想定問題に自信が伺えます。2021年末時点で、「2021-2022年版」が最新のもののようです。


3 ユーキャン

テレビCMや新聞折込でよく見るユーキャンも外務員の本を出しています。目次を見ますと、2週間で試験範囲をカバーできる構成になっているようです。上の2つに比べて、こちらははじめやすさ、柔らかさを重視しているようです。これまで経済や法律にあまり触れてこなかった人は、こちらの本を手にしてみてください。2021年末時点で、2020年9月に出版されたもののが最新のもののようです。更新頻度が若干遅いようです。

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いずれも良いもので、甲乙つけがたいです。書店で実物を見て、フィーリングに合うものを選びましょう。

お金と時間に余裕のある人、これまで経済や法律に触れる機会が少なかった人はテキストと問題集を買われると良いと思います。時間がない人、ある程度の基礎知識がある人、お金の余裕がない人でどちらか一方しか買えない人は、問題集を買われることをお勧めします。

テキストは必ず最新のものを買いましょう。金融の制度やしくみは毎年のように変わります。それを反映して、テキストで強調される箇所や模擬試験の傾向は毎年変わっています。各出版社は傾向と対策を徹底的にしていますので、その流れに乗って楽をしましょう。

メルカリなどで1, 2年前のものが出品されていますが、「テキストを安く買って、試験に落ちる」という結果にならないよう、必ず最新のもので対策しましょう。

テキストを手にすると、やる気がぐんとUp💪します。よいスタートを切りましょう!