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株式の利回り、採算株価(株式業務:その1)


今日から「株式業務」の科目に入ります。配点が30点と高く、5択問題も出題されます。是非得意科目にしましょう! 第1回目として、株式利回りと採算株価について説明します。

試験のキーワードになりそうな用語を赤色で示します。その他の色は、理解を助けるためにつけます。

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この単元のYouTube動画を作りました。ご覧ください。(若干の生活音や息継ぎ音が入ることがあります。音量を調節してみてください。)

(よろしければ、こちらからチャンネル登録お願いします)

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上の動画のポイントをまとめます。


1 利回り

投資の世界では、複数の選択肢から1つを選んで投資することが多いです。そのとき、判断の鍵となるのが利回りです。利回りとは投資の効率のことです。言い換えると、もとでに対するもうけの比率のことです。

選択肢A:もとで100万円10万円のもうけ
選択肢B:もとで200万円10万円のもうけ

おなじ10万円のもうけでも、AとBでは意味が異なります。Aは半分のもとででBと同じだけもうけています。こういうとき「Aの利回りはBより高い」といいます。


2 キャピタルゲインとインカムゲイン

キャピタルゲインとは、証券を売買して得る利益です。インカムゲインとは、証券を持ち続けて得る利益です。株式であれば

キャピタルゲイン:株の値上がり益
インカムゲイン :配当

となります。


3 株式利回りと採算株価

外務員の試験でよく出るのは、株式利回りです。これは、株式の時価(もとで)に対する配当(もうけ)の比率です。配当を得るための投資効率を表します。


ある水準の株式利回りを得るための株式の買値を採算株価といいます。採算株価は、上の式を変形して得られる式で算出します。


動画の最後に、これら2つの式を使った練習問題がありますので、是非解いてみてください。計算するときパソコンの電卓を使うと、本番の試験対策になります。

動画の最後に説明している、上場会社の配当利回りランキングについては次のリンク先をご覧ください。
https://info.finance.yahoo.co.jp/ranking/?kd=8&mk=3&tm=d&vl=a


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ここまで読んでからテキストや問題集にあたると、理解しやすいと思います。学びのとりかかりにしてください。

このブログでは、各科目の幹となる用語や計算問題を紹介します。細かい用語や最新の法令・規則については、テキストや問題集で確認をお願いします。