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外務員二種の資格を取るために


ここまで、証券外務員二種で出題される14分野について説明してきました。細かい点はさておき、重要だと思われるトピックスの多くをカバーできたと思います。

今日は、ひととおり学んだ人向けに、資格取得のコツをまとめました。試験前にご覧いただければ幸いです。


試験のキーワードになりそうな用語を赤色で示します。その他の色は、理解を助けるためにつけます。

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この単元のYouTube動画を作りました。ご覧ください。(若干の生活音や息継ぎ音が入ることがあります。音量を調節してみてください。)

(よろしければ、こちらからチャンネル登録お願いします)

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上の動画のポイントをまとめます。


1 問題を解こう!

ここまで、30回分の動画をもとに記事を書いてきました。動画に使ったスライドの枚数は210枚ほどになります。かなりの分量、学んだことになります。

動画では、問題の捉え方、解き方のコツを説明してきました。少なくとも数年は変わりにくい問題を中心に取り扱ってきたつもりですが、細かい点については、毎年少しずつ傾向が変わってきています。最新の動向は、最新の問題集などでチェックするようお願いいたします。

何年度にもわたって問題集を発売し続けているところは、この資格試験について相当深く研究しているようです。研究の成果を問題集などに反映させていますので、最短距離の対策は最新の問題集と理解して、活用していきましょう。

外務員の問題には、独特の言い回しがあります。「この言い方は○」「この言い方は×」という暗記の方法もあるようです。体系的な知識もさることながら、点を取るためのテクニックも重視しましょう。


2 メリハリをつけよう!

外務員試験の問題には二種類あります。

・5択問題(5つの選択肢から選ぶ)
・○×問題(文章が正しいか誤っているか選ぶ)

5択問題は1問10点です。大変大きな点が配点されています。問題集をみて、5択問題は入念に準備しましょう。○×問題は1問2点です。問題数は多いのですが、1問の配点は小さいです。70%の得点で合格できますので、戦略的に解答していきましょう。5択問題は少し時間を使っても構いません。落ち着いて答えましょう。○×問題は「何点までなら落とせる」というラインから逆算して、得点を確保するのに使いましょう。

5択問題が出ると予想される株式業務債券業務投資信託協会定款・諸規則は重要な分野になります。


3 試験の当日

試験当日には本人確認書類確認書が必要なようです。持参物などの詳細は、必ずプロメトリックなどのホームページを確認してください。
http://pf.prometric-jp.com/testlist/jsda/jp/index.html

試験当日には、15分前までに会場に入室しなければなりません。当日に必要書類を忘れたり、遅刻したりすると試験を受けられなくなってしまいます。受験料はかなりまとまった額ですので、必ず受験できるよう準備しましょう。

余裕があれば、試験日までに試験会場へ足を運ぶことをお勧めします。多くの試験会場は雑居ビルのような建物の一室のようです。他の人のブログを読むと、自分から声をかけないと案内をされないこともあるようです。事前にどのような雰囲気の場所かみておけば、当日平常心で試験を受けることができます。

証券外務員二種の合格率は、おおよそ50%くらいのようです。いわゆる落とすための試験ではありませんので、しっかり準備して落ち着いて答えられれば、かなりの確率で合格できます。ご自身を信じて頑張りましょう!💪

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ここでひとまず、外務員二種の記事は終わりです。今後は、外務員一種に関する記事を少しずつ書いていきたいと思います。引き続きご覧いただければ幸いです。